2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アセトアミノフェンとは

アセトアミノフェン(Acetaminophen)は解熱鎮痛薬の一つです。 軽い発熱や、寒け、頭痛などの症状を抑える解熱剤、鎮痛剤として用いられる薬物の主要な成分の一つとなっており、生理痛薬のセデスなどが有名ですね。 一般に解熱剤は禁忌とされるインフルエン…

ハンセン病とは

ハンセン病(Hansen's disease)は、抗酸菌の一種であるらい菌 (Mycobacterium leprae) の皮膚のマクロファージ内寄生および末梢神経細胞内寄生によって引き起こされる感染症の事です。 病名は、1873年にらい菌を発見したノルウェーのアルマウェル・ハンセン…

高リン血症とは

高リン血症とは、血清リンの値が5.0mg/dl以上に上昇した場合をいいます。 血清リンの正常値は、2.5〜4.5mg/dlです。

Penumbraシステムとは

Penumbraシステムはとは、卒中を起こしている脳の大血管から血栓を除去するために神経インターベンションの専門家が利用するツールのパッケージです。 閉塞の近位表面に作用するため安全性が高く、血栓までナビゲーションする必要性はありません。 このシス…

トリグリセライドとは

トリグリセライド(Triglyceride)とは中性脂肪のことです。コレステロールと同様に食事から取り入れられるものだけでなく、肝臓でもつくられており、その大部分は筋肉や心臓でのエネルギー源として利用されています。 余った部分は皮下脂肪のかたちで貯えら…

高度救命救急センターとは

高度救命救急センターとは、救命救急センターのうち特に高度な診療機能を有するものとして厚生労働大臣が認めた医療施設です。 広範囲熱傷や指肢切断、急性中毒等の特殊疾病患者に対する救急医療が提供されます。 このような特殊疾病患者への24時間診療体制…

ユビキノンとは

ユビキノン(Ubiquinone)とはヒトの細胞内のミトコンドリアに最も多く存在し、エネルギーを作り出す補酵素として作用する物質です。 このユビキノンは、日本では1970年代以降、軽度〜中等度の「うっ血性心不全」などを治療する医療用医薬品として用いら…

アバスチンとは

アバスチンとは分子標的薬の1つで、がんに栄養や酸素を補給する血管が作られないようにしてがんの成長を妨げる薬です。 日本では、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」に対してのみ使用が認められていましたが、米国、欧州に続いて、日本でも09年1…

医療大麻とは

医療大麻(Medical Cannabis)とは、大麻や合成THC、カンナビノイドを利用した生薬療法です。 現在、アメリカ合衆国の一部の地域とカナダ・イスラエル・ベルギー・オーストリア・オランダ・イギリス・スペイン・フィンランドなどで使われています。 大抵の場…

甲状腺とは

甲状腺(Thyroid Gland)とは喉にある器官で、甲状腺ホルモン、カルシトニンなどのホルモンを分泌する働きがあります。 首の前、のどぼとけのすぐ下にあり、重さが16〜20g、大きさが縦4.5cm、横4cmくらいで、正面から見ると蝶の形に似ています。 甲状腺の病…

人工心臓弁とは

人工心臓弁(Cardiac Valve Prostheses)とは、心臓弁の機能が十分に果たせなくなってしまう「心臓弁膜症」となった場合、手術により心臓弁を修復(心臓弁形成術)することで、再び元通りの機能が果たせない場合には、心臓弁を切り取り、機能を代替する心臓…

ケミカルピーリングとは

ケミカルピーリング (Chemical Peeling) とは、化学物質を使って皮膚表面をある一定の深さまで剥ぎ取り、新しい綺麗な肌を再生させる治療法です。 角質を溶かすのではなく、角質間の結合を弱める作用があります。 そのため、施術後は自然に角質が剥がれてニ…

ALDH2とは

ALDH2(アルデヒドデヒドロゲナーゼ2)は、アルデヒドデヒドロゲナーゼ2(ALDH2)は、飲酒後エタノールが代謝されてできるアルデヒドを酸化して代謝する酵素で、肝臓、心臓、腎臓、筋肉に多く存在します。 細胞内ではミトコンドリアに局在するがミトコンドリア…

人工多能性幹細胞(iPS細胞)とは

人工多能性幹細胞(Induced Pluripotent Stem Cells)とは、体細胞へ数種類の遺伝子を導入することにより、ES細胞(胚性幹細胞)のように非常に多くの細胞に分化できる分化万能性と、分裂増殖を経てもそれを維持できる自己複製能を持たせた細胞のことで、iPS…

アンビューとは

アンビューバッグ (Ambu bag)の略称。「バクバク」とも呼ばれます。 バッグに送気逆流弁と自動膨張機能を設置したBVMで、元々はドイツのAmbu社という会社のオリジナル製品です。 1953年にドイツ人のオルガー・ヘッセ博士とデンマークの麻酔科医ヘニング・ル…

プレカリクレインとは

プレカリクレイン(Prekallikrein)とは)は619個のアミノ酸から成る分子量約85,000の一本鎖糖蛋白質です。 血中では高分子キニノーゲンと1:1の複合体を作っています。 陰性荷電膜面に高分子キニノーゲンを介して結合し、第XIIa因子によって Arg371-Il…

エッセンとは

エッセン(Essen)とは、食事の事を指します。 ドイツ語に由来します。 主に「エッセン行ってきます」などと声をかけてして昼休憩をとったりします。

前立腺癌とは

前立腺癌とは、前立腺に発生する病気、癌の一つです。 様々な組織型の悪性腫瘍が生じうるが、その殆どは腺癌で通常は前立腺癌≒前立腺腺癌の意味で用いられます。 日本では癌死亡者の約3.5%を占め、近年急増傾向にあります。 ただし、癌の中では治癒率は比較…

劇症肝炎とは

劇症肝炎(Fulminant Hepatitis)とは非常に症状の激しい肝炎で、およそ70%の人が死に至ります。劇症肝炎のほとんどの原因はウィルス性肝炎で、NANB肝炎が約半数、B型肝炎が約三分の一、A型肝炎が劇症化することはほとんどありませんが、約一割を占めています。…

プロバイオティクスとは

プロバイオティクス(Probiotics)とは人体に良い影響を与える微生物、それらを含む食品・製品、またそれによる予防医学の総称です。 人間は体内の微生物のバランスを崩すと病気になるという概念から、体内環境を整えるために、乳酸菌に代表される善玉菌を食…

逆血とは

逆血(ぎゃっけつ)とは、点滴の際に管に血が逆流することです。 トイレに行く際等に体を動かしたりすると点滴ボトル刺入部との落差がなくなり逆血がおこることがあります。 ルート逆血は早く対処してないと固まってしまって点滴が落ちない時があったりしま…

プロビタミンとは

プロビタミン(Provitamin)とは、それ自身としてはビタミンではありませんが、体内に取り込まれてから、あるいは特殊な条件下でビタミンへと化学的に変化する天然の物質のことをいいます。 「プロビタミン」という言葉は、ビタミン活性が皆無かほとんどない…