アンビューとは

アンビューバッグ (Ambu bag)の略称。「バクバク」とも呼ばれます。
バッグに送気逆流弁と自動膨張機能を設置したBVMで、元々はドイツのAmbu社という会社のオリジナル製品です。
1953年にドイツ人のオルガー・ヘッセ博士とデンマークの麻酔科医ヘニング・ルーベンによって開発されてから、救急現場の第一線で幅広く用いられいます。
ちなみに正式名称は「バッグバルブマスク」といいますが、Ambu社の製品が有名なので世界的に「アンビューバッグ」の名が一般化しています。
具体的には両手でバッグの中央部を押し、圧力で肺に空気を送り込みます。
現在用途は色々で、救急以外にも肺を膨らませる呼吸リハに使ったりすることもあります。
また、ベンチレーター利用者は機械の故障時や停電時の強い味方となるのも、このアンビューです。