2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

せん妄とは

せん妄とは、意識の混濁および幻覚および錯覚が見られる状意識障害が生じている状態を指します。手術後の患者(術後せん妄)やアルツハイマー病、脳卒中、代謝障害、アルコール中毒の患者などに多く見られています。また、健康状態にある人でも寝ているとこ…

ポリペクトミーとは

いぼのように隆起したポリープや早期がんを、内視鏡を用いて根元から切除することです。ほとんど平坦な病変の切除は「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」と呼び、ポリペクトミーと区別する場合もあります。

メッケル憩室とは

「メッケル憩室」とは、最も頻度の高い腸管奇形であり、発生頻度は無症状例を含め ると1〜4%、性差では2倍ほど男性に多い傾向があります。 その位置は回盲弁 から100cmまでの口側に存在しますが、乳児では40cmを越えること は希少です。 その大きさは数〜5c…

医療情報技師とは

医療情報技師[Healthcare Information Technologists]とは、日本医療情報学会が資格付与する民間資格のことです。病院情報システムの開発・運営・保守が主な業務となり、その特質上、情報処理技術だけでなく医療分野・医療情報システムの知識が必要となりま…

クリニカルインディケーターとは

実際に行われている医療の経過や結果の意義有る項目を指標(クリニカルインディケーター)として設定します。その指標により、その病院で行われる医療の質を評価しようとするものです。 たとえば、虫垂炎(いわいる盲腸)の手術で考えますと、一般的に入院期…

カーデックスとは

カーデックス(Cardex) とは、個々の患者に関する情報、治療処置、看護計画などを 一括して記入したカードをビジブルブックに挿入して、 病棟毎に患者全員のものをまとめたものの総称です。

コンチネンスケアとは

失禁にならないように予防すること、また漏れ状態をアセスメントして治療や環境整備により漏れをなくすことです。もし漏れが元に戻せない障害として残った場合、問題にならないように本人および家族がケアできることを援助することも含みます。

ハイパーテンションとは

高血圧のこと、極度の緊張状態を指す場合もあります。

咽喉頭ノイローゼとは

咽頭や喉頭に異常感を訴え、そのため不安神経症になることを、咽喉頭ノイローゼといいます。ヒステリーや神経症などがあって、その一症状として咽喉頭に異常感を持つ場合、何らかの全身疾患が咽喉頭に生じた場合、咽喉頭の他覚的病変が発見困難で神経症とし…

シャーカステンとは

シャーカステンとは、 レントゲン写真を貼り付ける白い電灯付きの器具です。

ガウンテクニックとは

感染に対して抵抗力の落ちている患者さんの病室に入るときに、特別に用意された白衣や帽子をつけること。

常在菌とは

常在菌とは、主にヒトの身体に存在する微生物のうち、 多くの人に共通してみられる病原性を示さないものを指します。常在菌の種類は多種多様で、地域環境や生活習慣、 および身体の部位により違いが見られます。基本的には人の健康に影響を与えず、共生関係…

ワッセルマン反応とは

ワッセルマン反応とは、梅毒トレポネーマによる感染を検出する手法のひとつです。抗原にカルジオリピンレシチン抗原を用います。ちなみに梅毒以外の疾患でも陽性となる場合もあります。

インオペとは

inoperableの略で、手術不能という意味です。要約すると手の施しようが無いという状態です。

シーネとは

シーネとは靭帯損傷や骨折の際に患部の固定を行う添え木の事を指し、受傷部位・受 傷機転の種類、医師の判断によりそれぞれL字型・U字型を使いわけます。 足関節捻挫の場合は、急性期の患部の安静保持のために使用します。 使用する期間は、損傷や痛みの程度…

アンギオとは

正式には「アンギオ・グラフィー」と言い、日本語では「血管造影法」と呼ばれます。血管はレントゲンに写りませんが「造影剤」と言われるX線不透過の薬剤を注入して形状をレントゲンに写し、血管の狭サク、詰り、膨らみ、破れ等を見て診断を行う技術です。ま…

移植コーディネーターとは

移植コーディネーターには、(社)日本臓器移植ネットワークに所属しているコー ディネーターと、日本臓器移植ネットワークから委嘱を受けている都道府県コーディ ネーターの、2種類があります(業務内容は同じです)。 日本臓器移植ネットワークの全国のブ…