ソセアタとは
ソセアタとは、鎮痛剤の「ソセゴン」と鎮静剤の「アタラックスP」の略称です。
ゼングスターケン・ブレークモアチューブとは
ゼングスターケン・ブレークモアチューブ(Sengstaken Blakemore Tube)とは、食道静脈瘤破裂における出血の際に使用する医療器具でバルーンの拡張を利用して止血するためのチューブです。
チューブには二つのバルーンがあり、先端のバルーンは、胃内で拡張させ牽引固定し、もう一方のバルーンを拡張させると食道全体が内側より圧迫されるような仕組みになっています。
そのため、静脈瘤が食道内であればとりあえず止血することができ、急な大出血も止めることができます。
バッキングとは
バッキング(Bucking)とは、人工呼吸器利用時において咳嗽反射によって呼吸器と患者の呼吸のリズムが合わなくなる状態の事を指します。
気道内圧が高まるために危険な場合があります。
ファイティング(Fighting)と混同しがちですが、ファインティングは呼吸器の設定する呼吸パターンと自発呼吸の協調性が崩れた状態の事です。
一回換気量、I:E比、トリガーの設定が不適切である事が原因として考えられます。
プロセスレコードとは
プロセスレコードとは看護課程記録(Nursing Prosess Record)の略称で、1952年にヒルデガード=E=ペプロウ(Hildegard.E.Peplau)が、看護を人間関係のプロセスと考え、対人的プロセスとしての看護を研究する為の一つの記録方法として取り入れられたものです。
これによって、人間関係理論に基づいて患者と看護師との間に起こるお互いの反応を記録し、段階的に患者と看護師の対人関係を構築していきます。
患者理解だけではなく自己理解にもつながり、看護者の成長を促すものとされています。