全身性エリテマトーデスとは

全身性エリテマトーデス(Systemic Lupus Erythematosus)とは代表的な膠原病で、関節リウマチに次いで2番目の頻度で見られる疾患です。
かつて死に至る病でしたが、1950年代のステロイドの登場とともに生存率、生活の質のいずれにおいても劇的に改善した病気です。
症状としては皮膚、関節、腎臓、漿膜、神経など全身性に慢性の炎症が出現します。
発生頻度は圧倒的に女性に多く、また若年層に頻発します。
慢性疾患であり、現在は全身性エリテマトーデスを根治する治療法は見つかっていないそうです。