ホメオスターシス / アシドーシス / アルカローシス / アシデミア / アルカレミアとは(まとめてみました)

生体の血液の酸塩基平衡は一定のpH(7.36〜7.44)の弱いアルカリ性の狭い範囲になるように保たれています。
この状態をホメオスターシス(Homeostasis)といいます。
平衡を酸性側にしようとする状態をアシドーシス(Acidosis)といいます。
また、平衡を塩基性側にしようとする状態をアルカローシス(Alkalosis)といいます。
これによりpHが7.4未満になった状態をアシデミア(Acidemia)と、7.4より上になった状態をアルカレミア(Alkalemia)といいます。
ともに全身の細胞にとっての環境の異常であり、高度なものでは呼吸抑制から死に至ることもあるとともに、これらのpH異常は呼吸不全や腎不全など重篤な疾患の結果として生じるため治療の指標になります。