インターフェロンとは

インターフェロン(Interferon)とは動物体内で病原体や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分裂するたんぱく質の事です。
ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをするサイトカインの一種です。
医薬品としては、ウイルス性肝炎等の抗ウイルス薬として、多発性骨髄腫等の抗がん剤として用いられています。
また、かつではC型肝炎にかかったら、もう治らないと諦めていたものですが、今ではインターフェロンの登場によって治癒率が向上し、肝硬変や肝臓がんの減少に貢献しています。
しかし、インターフェロンの原料メーカーとしてしられる林原は昨日2月2日に東京地裁会社更生法の適用を申請し、保全命令を受けています。